今回、11/18〜25に、三ツ星シェフミシェル・ブラス氏の来日に
あわせたミシェル・ブラス来日記念特別フェアに行きました。

4年前に、来日した時に食べた味が忘れられず『絶対行くぞ!』と思いながら
毎年楽しみにその日を心待ちにしています。
今年は、フェアの期間も例年より短くなっていましたので、2ヶ月前に予約しました。
そして当日。
どんな新作をミシェル・ブラスシェフは披露してくれるのかと楽しみにしていた
期待そのままの料理に感激しました。
メニューは、


アミューズブーシュ

若野菜のガルグイーユ”クラシック”

アブラコの身 胡桃と合わせたやわらかいクルトンを添えて
カブ、小松菜
葡萄&胡桃オイルで香りをつけた牛乳

ポワレしたヒラメ、玉葱〜バター&ビーツ&縞ビーツ〜
コンフィ&生で キャベツ&杜松の実のオイル

詰め物したアンディーブ
牛乳の薄膜&黒トリュフのヴィネグレット

ローストした蝦夷鹿の肉
カリン&ほうれん草;シャントレル&キクイモ
シンプルに仕上げたジュ、丁子の香りをつけて

選び抜かれたチーズたち エルベ・モンス氏監修のもと

チョコレートの温かいビスキュイ”クーラン”&濃いコーヒーのアイスクリーム
アーモンド風味のヴィエルジュクリーム、ジュールベッセのアイディアで

ヨーグルト&蜂蜜 スムール、八角、シナモン
小菓子
でした。
コースに合わせたワインが
アルザス ミュスカ 白
シャサーニュ モンラッシェ 白
シャトー ピション ロングヴィル バロン98 赤
デザートワイン
でした。

私は、ソースに命をかけるのではなく、やはり素材の持つ美味しさを
最大限に生かす為のソースを合わせたこの料理を褒めずにはいられません。
素材にこだわって、その“素材の記憶<テロワ(大地)>を引き出す付け合せ”を合わせる。
シェフのお料理はソースに合わせるだけでなくて、
付け合せもソースのようにつけて食べられるんです。
そうすると皿の中で味が2度も3度も変化します。
ほんとうにおいしいです。素材を生かすとはこういうことなんだと
改めて痛感します。
香りについてですが、日本人シェフとフランス人シェフの料理を比べると、
フランス人の料理は香りがとても大切にされています。
その香りは付け合せの野菜・きのこ類の他にも、
皿の上に原型を留めない隠しネタのフルーツや香草類が使われています。
ソースを舐めただけではわからないように微妙に使われています。
この違いがフランス料理が好き、嫌い、はては、
記憶に残るか否かの分かれ目のような気がします。
そして、自分はもしかして『不幸?』。
これだけ美味しすぎる料理を食べてしまっては
他のレストランへ行ってもあまり美味しく感じない。
「普段ミシェル・ブラスシェフいない間どうしたらいいのだろう?」という
贅沢な悩みができてしまった事でした。
あと、唯一の残念なことがありました。
アリゴが無くなってしまいました。
チーズを空輸しても本来の粘りが出ないので、本店だけのメニューに
なってしまったそうです。
好きだっただけに残念です。
ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン (Michel Bras TOYA Japon) (フレンチ / 虻田町その他)
★★★★★ 5.0

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