京都にある「ぎおん 阪川」に行ってきました。

こちらは友人のお勧めのミシュラン 1ツ星の和食店です。
場所は、京都市東山区祗園町南側570-199
店内は、L字の白木のカウンターに個室で、京都の割烹らしいすっきりした佇まいです。
案内されたのは、カウンターで御主人が気を使ってくださり、途中から個室に移動しました。
料理は、鱧と松茸のお任せコースです。

付き出し
鱧の子寄せが、口に入れるとはらはらと崩れるはかなさがなんとも言えず、京都らしい味わいです。

造り
雲丹、トロ、イカ、淡路島の鯛に海苔
北海道人の自分も納得の甘味のある雲丹に脂の乗ったトロ、しっかりした歯ごたえと好ましい弾力に
旨味の鯛でどれも鮮度が良く美味しい。
海苔も風味がよく、溶けるような優しい食感はさすがの味わいです。

鱧の湯引き
きっちり骨切りされてふっくらした定番の湯引きで、冷えた鱧は旨みが凝縮していて、
皮側はむっちりして噛むほど味が出てくる感じで白ワインに合います。

椀物
すっぽんのとうじです。
もっちりした味わいで和風出しがちょうどよい塩梅です。

のどぐろ塩焼き
高級魚のお頭の部分を1人申し訳ないですが頂きました。
パリッと絶妙な焼き加減で、えら周りが歯ごたえも良く絶品です。
この後、鱧と松茸の土瓶蒸しが久されましたが、美味しくて写真撮り忘れました。
薄切りの松茸に鱧が入って出汁と香りが食をそります。
酢橘を絞って美味しく頂きました。

鱧焼き
香ばしい炭火で焼かれた鱧は、ふっくらして湯引きより口当たりが優しく広がりを感じます。
炭火で女将さんが手ずから七輪で鱧あぶってくださリ、美味しさもひとしおです。

3名分の松茸です。
引き続いて女将さんが付きっきりで七輪の炭火で焼いてくださります。
こちらは、ホイルで七輪自体を包むように香りが逃げないように丁寧に焼いてくださりました。

友人が「これが松茸だなー」としみじみと感心していました。
それくらいに香りが良かったです。

飯物
さっぱりと鮭茶漬けに香の物です。

フルーツゼリー寄せ
和食店らしい上品な甘みがあります。
京都ならではの美味しい料理を最後まで堪能させていただきました。
最後は、御主人と女将さんが角を曲がるまで見送っていただき、流石京都は最後まで
おもてなしが感じられました。
また是非伺いたいお店です。
阪川 (割烹・小料理 / 祇園四条駅、河原町駅、三条京阪駅)
昼総合点★★★★☆ 4.3
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